はじめに
スクラムナイト#10 に参加しました。
テーマはふりかえり!
https://scrumdo-kansai.connpass.com/event/100471/
大きく2つの話でした
- ふりかえりについてLean Coffee
- システム思考と因果ループ図の説明とワークショップ
内容
スライド
スライドは公開されています
ふりかえり
Lean Coffee形式のグループワークでした。みなさん付箋の使い方が素晴らしく圧倒されました。付箋で名札を作ったり、話してる内容を付箋に書いて見える化したり。それを全員が自主的にされていたので、すごいなーすごいなーの連続でした。
気になったり、参考になった要点をまとめておきます。
ふりかえりを改善してはいけない!
- ふりかえりの質が仕事の質に直結する訳ではないので、ふりかえりが上手く回っても仕事が良くならなければダメ。
- 心理的に安全な場で事実確認さえ出来ていれば仕事は良くなる。
言われてみればその通りですね。改善するのはプロセスやプロダクト。忘れちゃいけない。
ふりかえり結果は管理しない
- Tryのチェックはデイリースクラムで実施する
- 9割のproblemは放置しても問題なし
- 問題があるなら次のふりかえりでproblemとしてあがる
- ふりかえり結果を見える化する事で言いたいことが言えなくなる可能性もある
疑問も持たずにふりかえり結果を管理してましたけど、管理しない方が良い事もあるんですね。結果を公開することで意見が出にくくなる点については目から鱗でした。
大人数のふりかえりは一体感を作ろう
- 大人数は一体感が損なわれるので工夫が必要
- 共同作業をしてみる
- 共同の成果物を作ったり、取り分けが必要なお菓子を準備したり
一体感を出す場づくりが大事でおすすめの本も教えてもらいました。
人と組織の「アイデア実行力」を高める――OST(オープン・スペース・テクノロジー)実践ガイド
- 作者: 香取一昭,大川恒
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2018/06/13
- メディア: 単行本
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より良い方法が見つからないなら、より怠惰な方法を探そう
- より良くなる方法もより楽に出来る方法もある
- 良くなる方法だけでなく、どうすれば楽できるかも探しましょう
牛尾さんのブログを思い出しました。
http://simplearchitect.hatenablog.com/entry/2016/04/02/193553
より良くなる方法と楽になる方法、両方の視点で考えることでアイデアが増えそうです。
因果ループ図を書いてみよう
システム思考で使われる因果ループ図を書いてみようっというグループワークがありました。僕にはまだまだ難しく、皆さんのを見ているだけになってしまいましたが、俯瞰して物事を見るのには向いてますね。もう一度チャレンジしてみようと思います。
システム思考は以下の本が紹介されてました。
- 作者: ピーター M センゲ,Peter M. Senge,枝廣淳子,小田理一郎,中小路佳代子
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2011/06/22
- メディア: 単行本
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さいごに
スクラム道関西の皆さんありがとうございました。とても楽しい時間を過ごせました。