はじめに
デブサミ関西でゲーミフィケーションの話を聞いて気になったので読みました。
ゲーミフィケーションとゲームニクスとで言葉は違いますがゲームのノウハウをゲーム以外にも応用する部分は同じだと思います。
ゲームニクスとは何か 日本発、世界基準のものづくり法則 (幻冬舎新書)
- 作者: サイトウ・アキヒロ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2015/03/06
- メディア: Kindle版
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気になった部分をまとめていきます
内容
ゲームニクスって?
ゲームに熱中するノウハウを理論体系化されたもので、ゲーム以外の製品に応用でき、ゲームのように熱中する製品を作るときに参考になるものでした。
4つの原則で成り立っていました。
- 直感的なユーザーインターフェース
- マニュアルなしでルールを理解してもらう
- はまる演出と段階的な学習効果
- ゲームの外部化
著者のコラムにも掲載されていました。
第2回 世界中を夢中にさせるその具体的な方法論 | サイトウ アキヒロ | コラム | スペシャルフラッグ
おもてなし
デブサミ関西の発表で「おもてなし」と言う単語が出いましたが、ゲームニクスも同じだなと感じました。
ユーザーが気持ちよく使えるためにはどうしたら良いのかを考えて考えて製品作りをする必要があり、その時に原則の観点で考えられると良いなと思いました。
ユーザーが気持ちよく製品に触れて貰えるように4つの観点を意識したいです。
段階的な学習効果
直感的に操作できるように、マニュアルなしでも使えるように、っという部分は本を読む前からも考えられていたと思います。
しかし、学習効果は意識したことがなかったです。
ユーザー自身が気づいて、新しいことを発見できるような仕組みを入れられると良いのでしょうね。それが出来ると次はアレをやってみよう。コレをやってみようと製品に愛着を持って貰えるんだろうなと思いました。
まとめ
読んだら即実践!出来るような本ではありませんでした。しかしUIやUX、ゲームニクス、ゲーミフィケーションを学んでいく入り口にはとても良い本だと思います。