はんなりと、ゆるやかに

アジャイル、スクラムが好きなITエンジニアが日々から学んだことをアウトプット

ビジョンを伝えないと人は動かない

子どもと「お風呂入ろう」「いや」を繰り返していて、「入る!」になるまでのやり取りの中でビジョンを伝える大切さを改めて感じました。そしてこれがゴールデンサークルの力だと思い知りました。

お風呂に入りたくない!

いつもならお布団に入っている時間なのにお風呂も終わっていない状況でした。明日も幼稚園があるので早々に寝る準備へ取り掛からないといけません。さっそく子どもに「お風呂入ろう」っと声をかけました。返ってきた返事は「いや」です。いつも、すんなり入ってくれることは少ないのですが、今回は特に「うん」と言ってくれません。
「お風呂入ろう」
「いや」
「お風呂入ろう」
「いやや」
「早く寝ないと」
「いや」



困った。

ビジョンを伝える

次は子どものやりたい事/なりたい事から早く寝ることが必要だと訴えかけてみました。
「大きくなって強くなりたいよね」
「うん」
「大きくなってヒーローになるんだよね」
「うん」
「早く寝ないと大きくなれないし、強くなれないよ」
「・・・」
「お風呂入ろう」
「うん」

入ってくれた!

ビジョンが人を動かす

お風呂に入ってくれた後に、これがゴールデンサークルの伝え方だと思いました。
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ゴールデンサークルは人に行動を起こしてもらえる伝え方です。多くの人や企業は「What」→「How」→「Why」の順番に伝えます。しかし、行動を起こしてもらうためには逆の「Why」から伝えたほうが良いと説明されています。

今回のお風呂の例で確認してみましょう。

「What」→「How」→「Why」だと以下の流れになります。
「お風呂に入ろう」→「今すぐ服を脱いでお風呂場に向かう」→「大きく強くなってヒーローになりたいよね」

「Why」→「How」→「What」だと以下の流れになります。
「大きく強くなってヒーローになりたいよね」→「今すぐ服を脱いでお風呂場に向かって」→「お風呂に入ろう」

「What」から始めると、まだ遊びたいからお風呂に入りたくないっとなり「Why」までたどりつきません。子どもが興味を持つ「Why」から始めると、「ヒーローになりたい。どうすればいいの?」っと共感してもらえて行動に繋がります。

色々なところで応用ができる

会議でもチーム開発でも日常生活でも応用できる考え方だと思います。Why(ビジョン)に共感できることが前提ですが、魅力的なビジョンを伝えることで全員が同じ方向に向かって自律的に動くことができます。スクラムチームが目指す自己組織化されたチームも同様ですね。全員が同じビジョンを共有していることは自己組織化チームに必要な要素の一つになります。

最後に

お風呂に入ったら入ったで、次は「出るのいや」になったりするので子育ては難しいと思うことがいっぱいです。