目的は「実現しようとしてめざす事柄。行動のねらい。めあて。」
目標は「そこに行き着くように、またそこから外れないように目印とするもの。」
goo辞書 - 国語・英語・四字熟語のオンライン辞書より
「目的」について考える機会があったので、調べた結果をまとめます。
目的と目標の違い。目標は目的にたどり着くためにある。
目的は「ありたい姿」です。目標は目的を達成するための手段を表現します。たとえば、「ブログを継続する」という目的があるとします。これに対する目標は「1ヶ月以内にブログネタのストックを20個つくる」や「毎週1記事以上、ブログを更新する」です。
目的の目的
先ほど「ブログを継続する」という目的をたてました。そもそも、なぜブログを継続するのでしょう。僕がブログを書く理由は「技術力を高めるため」です。ブログ駆動で新しいことを学んだり、整理するきっかけを作って技術力を高めたいと思っています。
目的はこのように連鎖しています。上位にいけばいくほど抽象的になっていきます。「技術力を高める」にもその上位目的がありますし、その上位目的にもさらに上位目的があります。「なぜ、それをするのか」を問うことで上位目的を見つけられます。
上位の目的がわかれば手段が増える
「技術力を高める」という目的の目標を考えてみましょう。「ブログを継続する」、「新しい言語にチャレンジする」、「勉強会に参加する」とブログを継続する以外の手段も考えられます。上位目的から考えることで他の手段に気づけます。その中からより効果の高い目標設定ができます。
どこまで上位を考えれば良いのか
ここで疑問がわきます。どこまで上位目的を考えたら良いのか。まず、今から取り組むタスクの目的は考えた方が良いです。「何のために、このタスクに取り組むのか?」が答えられると手段が増えますし、やらなくてよいことも明確にできます。さらに、以下の要素が含まれているかが重要そうです。含まれていない場合は「なぜ、この目的に取り組むのか」を考えた方が良いと思います。
- 達成できる見込みはあるか
- 達成したあとの状態が明るく想像できるか
- 自分、もしくは誰かに価値を届けられるか
- チャレンジングかどうか
参考にしたサイトや本
プロジェクトマネジメントを加速させる良質な目的設定の5C|Goodpatch Blog グッドパッチブログ
目的と目標の違い・目的と目標の例3つ-言葉の使い方を学ぶならMayonez
【習慣化のコツ①】最上位目的を明確に|shaun@山本武史|note
第3回 パーパス・ドリブンのコンセプチュアルプロジェクトマネジメント|Tetsuto Yoshikawa(m&t)|note
今朝
— xeno (@xeno_37G_Player) 2018年5月8日
上司「だから目的と目標がごっちゃなんだって」
私「すみません分かりません」
上「お前が勇者だとして魔王を倒す事が目的になってんだよ」
私「違うんですか?」
上「違うだろ。目的は魔王を倒す事によって得られる世界平和だろ!」
私「…!!すぐ作り直します」
この後めちゃくちゃ捗った。