はんなりと、ゆるやかに

アジャイル、スクラムが好きなITエンジニアが日々から学んだことをアウトプット

Builders Box - ON AIR #6 エンジニアリングマネージャーに参加して得たこと

Builders Box - ON AIR #6 エンジニアリングマネージャー に参加しました。
sansan.connpass.com

Builders Box のイベントはconnpassだけでなく、Builders Box の公式ページからも申し込みが出来ます。会員登録は必要ですが、同時通訳でイベントを聞けるので私のような英語ができない方はこちらが良いでしょう。また、後日開催レポートも書かれるので会員登録するメリットは大きいと思います。
buildersbox-online.com

さて今回のイベントは『エンジニアのためのマネジメントキャリアパス』の著者であるCamille Fournierさんがエンジニアリングマネージャー について話したイベントです。贅沢なイベント!
開催レポートは公式でも書かれるので、イベントの内容の詳細ではなく心に残ったことを中心にまとめていきます。

デバッグするようにマネジメントする

今回、心に残った第一位です。エンジニアリングとマネジメントの共通点は3つあって「デバッグ」「共感力」「判断力」だと紹介してくれました。その「デバッグ」に関してです。

デバッグといえば、プログラムの不具合を調べて修正する行為のことです。開発中は多くの時間をデバッグに費やし、デバッグ中は「仮説を立てて調べる」を繰り返します。「動きが〇〇だから条件式が間違っているのではないか?」「動きが〇〇だから計算が間違っているのではないか?「動きが〇〇だから△△ではないか?」

これが、マネジメントにも役立つということです!?

チームの開発速度が落ちているという問題があったときも、「技術的負債が溜まっているのではないか?」「〇〇さんのモチベーションが落ちているのではないか?」「コミュニケーション不足があるのではないか?」というように事象から仮説を立てて対処する点では一緒だよって話でした。

ストーン

胸にストンと落ちました。システム思考を学び、プログラム以外もシステムとして理解できるということを知りました。システムならデバッグできます。プログラムと同じように問題があれば「仮説を立てて調べる」を繰り返せばいいんですね。
ただ、デバッグも違いはあります。プログラムとマネジメントの違いはフィードバックループの速さの違いです。プログラムは早ければビルドエラーですぐに気付けますが、マネジメントは時間がかかります。半年、1年かかることもあるでしょう。そういった違いはありますが、デバッグできると考えると急に身近に感じて、見え方が変わってきました。こういったイベントに出ると何回かに1回、視界が広がるようなイベントがあります。今回はまさにそれです。

ふりかえりはプロセスの自動テストのようなものかも知れない

今回のお話でもプロセスの問題は「ふりかえり」で見つけるとおっしゃっていました。僕も「ふりかえり」は大切だと考えているので毎週行っています。チームや組織をプログラミングで例えると、

「ふりかえり」を定期的に行うということはプロセスを自動テストするようなもの

だと思いました。

毎週、決まった時間にチームで集まり、自分たちの働き方について「良かったこと」「悪かったこと」を話し合うという行為は自分たちのシステムについて自分たちでテストする時間なんですね。プログラムと違って自働化はできないため、フレームワークにするんでしょうね。

そう考えるとテストファーストの考えを取り入れて「チャレンジ(Red)」→「改善し成果が見える(Green)」→「定着化(Refactor)」が定例で行えると良さそうですね。

やはり大事な、謙虚

エンジニアリングマネージャーになるとコードを書く時間が減り、プログラムのシステムの理解も減ります。その状態で判断・決断する必要があります。そのとき、必要になることはエンジニアへの問いかけです。分からないことは謙虚な姿勢で質問するのが良いと紹介頂きました。でも、Badパターンがあります。ステークホルダーからの技術的な質問が分からず、エンジニアに確認するという状態が続くと、ただの伝言ゲームになりエンジニアリングマネージャーがボトルネックになるということです。聞けばいいと思わず、知るための努力、学習は継続し続けることが大切です。自分は分かっているという思い込みをなくして、学習を継続しましょう。

まとめ

Builders Box - ON AIR #6 エンジニアリングマネージャー に参加しました。とても良いイベントでした。チームや組織をデバッグするという考えを得れたことは大きそうな気がします。これからの開発に役立てたいと思います。
運営の皆さま、参加者の皆さま、ありがとうございました!

その他

登壇されたCamille Fournierさんのブログ
skamille.medium.com