はんなりと、ゆるやかに

アジャイル、スクラムが好きが日々から学んだことをアウトプット

自分を大切にするため、続けられる日記が学べる本 / 世界は「日記」でできているを読んだ

誰しも一度は日記にチャレンジしたことがあるのではないでしょうか?
そして、続かなくて挫折したこともあるのではないでしょうか?

私も同じ経験をしています。それでも改めて日記を始めてみたいと思い、読んだ本が「世界は「日記」でできている: 自分の人生を取り戻す21の日記の技法」です。

本書の魅力を伝えると「自分を大切にするため、続けられる日記を学べる本」です。私が感じた2つの良いなポイントをまとめます。

日記のフォーマットが豊富

本書は21もの日記技法が紹介されています。たとえば、4行日記。「事実、発見、教訓、宣言」の4項目を書いて目標達成を促します。1行日記は今日あったできごとを一つ書くだけ。ハードルの低さが魅力です。知らなかったフォーマットに出会えることが本書の魅力です。

私の日記が続かない理由の一つに「忙しくてかけない」があります。そんなとき、1行日記のフォーマットであれば続けられるかもです。スマホで一言書けばよいのです。他にも「成長に繋げたいけど何を書いていいか分からない」もありませんか?そういうときは4行日記のように決まったフォーマットを使って見ればよいのです。

日記で得られる豊かさ

本書は日記のフォーマット以外にも学べることがあります。それは、日記で得られる豊かさの理解です。 特に気に入った部分を引用します。

それは日々を、日常を大切にすることです。

良かった日も悪かった日も今日という日は二度と訪れません。5分でもいいから、その日を大切にするために、日記を使って自分と向き合う時間を作っても良いかもと思いました。

自分の気持ちを確認し、確かな文字として残しておきましょう。そうした確かな文字の積み重ねが、あなたの気持ちを育てます。自分自身の 感情から距離をとるにしろ、育てるにしろ、一度外に出すことが大切です。

過去に日記を書いていたとき、事実を書いても感情を書くことはなかったです。最近は自分の気持ちに気づくこと、表現することを伸ばしたいと思っているので、日記はぴったりなアイテムだと思っています。できごとに対して自分はどう感じたのか、なかなか考える機会はないので、日常を大切にするという点も含めて向き合いたいと思えました。

大切さは「大切」「大切ではない」できっぱり分けられるものではなく、感情によってグラデーションされています。その感情のグラデーションが日記性の強弱となります。

感情と向き合うとき、「喜怒哀楽」の4つではないはずですね。日記はどうしても言語化が必要です。「嬉しかった」「イライラした」のような一言で語れる感情ばかりではないでしょう。そういった感覚も大切にしながら日記を続けていきたいと思います。

まとめ

本書は自分を大切にするための、続けられる日記を学べる点が魅力です。日記に興味のある方、日記に挫折したけどもう一度チャレンジしようか迷われている方は読んでみてください。