今回の動画
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開発やビジネスにおいてデータの重要性は多くの方が理解していると思う。しかし、うまく使いこなせているか?と聞かれると自信を持って返事できる人は少ないだろうと想像する。重要だけど使いこなせない。それがデータなのである。しかし、実は、めちゃくちゃ使っているビックデータがある。天気予報や雨雲レーダーだ。「あと10分後に雨が止むからもう少し建物の中で待ってよう。」ということができているのである。
だから、人に寄り添ったデータが大切だ。というのが今回の話だった。
誰が何に使うのか?
運送系のDXのエピソードがあった。
理想のUIができたが、トラックの運転手の方は入力してくれない。現場を見に行くと、せっかく作ったプロダクトが入ったiPadは後部座席に置かれている。PCもiPadも見ない。しかし、唯一LINEの返信はしていた。ということが分かり、LINEを使ったインターフェースに変えた。
「誰が」「いつ」「どういう状況」「なぜ」「何をしたいか」「どうやって」という理解の重要性を感じた話だった。データも同じで、貯めたデータをきれいに見せるだけでは使われない。使って欲しい人が使いやすいようにまとまっているかが重要だ。
データの主な使い方はPDCAの「C」にあたる。その時の判断の手助けできるようなデータが大切だ。
私もデータを使って説明することがある。もっともっともーーーっと読み手を意識した説明が重要だと思った。人によっては「5分後に雨が降るから傘を持って出かけた方が良い」という1言で良い場合もあるだろう。もしくは、雲の流れや過去の統計も含めて説明したほうが良い場合もあるだろう。誰の行動変容を起こすのかがほんと重要だ。この点はデータもプロダクト開発も一緒だなと思った。
新しく知った言葉「フックモデル」

画像引用:フックモデル | UX TIMES
フックモデルはユーザーにプロダクトを習慣的に利用してもらうためのフレームワークだそうで、データプロダクトも続ける仕組みを設計することが大切だと説明された。シンプルで分かりやすいモデルなので覚えておきたい。
さいごに
冒頭でも書いた通りデータは重要だと思う。データがあれば正しく状況が把握できる。データがあれば未来を予測することができる。雨雲レーダーのように、あれ?って思ったときに確認して行動を変えられる状態になれればベストだ。
ということは、「誰が何のためにデータを見たいのか」を理解して人とデータに寄り添えたら良いなと思った。