今回の動画
スライド
簡単に
初代プリウスの開発プロセスに見られたアジャイル的な要素の分析と、現在のハードウェア開発での「モブプログラミング(モブワーク)」やAI活用の実践事例について語られた。
気になった部分
責任はリーダーがとる覚悟、ビジョンと目標の明確化、情報共有で全体把握
初代プリウスの開発は、現代のアジャイル組織に求められる3つの柱を確立していた。
- 開発現場においてメンバーは開発課題を解決することに集中し、リーダーだけがGO/STOPの判断をすることで、心理的安全性を確保
- なぜやるのか?という根幹のWhyをで方向を示し自律性を高める
- 当時は新しかった情報共有の仕組み(メーリングリスト等)を活用し、部門間の壁を壊し、透明性の確保
この取り組みの結果、開発現場では指示待ちの姿勢がなくなり、メンバーが「自分たちで考え、決め、動く」という、極めて自律的かつアジャイルなチームが実現している。
リーダーシップのあり方やチームの自律性を重視するという点は組織が変化に対応するための最も重要な要素であることがわかる。
モブとAI活用
モブは、複数の人が一つのタスクに集中するため、一時的に並行作業量が減り、非効率に感じやすい懸念がある。しかし、動画内のアンケート結果は、「手戻りの削減」や「意思決定の高速化」によるトータル的な効率向上わかる。しかし、そのような文化がない組織に導入するには障壁がありそう。
AIを、ただのデータ解析ツールやアシスタントとして使うのではなく、議論に参加し、反対意見や判断材料を提供する「メンバー」として位置づけることで、モブワークの集合知をさらに高めようとしていて、変革への強い意志を感じた。