RSGT2024 のYoutubeが公開されたので気になったセッションを見ていきます。
今回見たのは漆原さんの「エンジニア組織の経営論 〜エモい開発と売上数字は両立するか〜」です。
セッションを聞いて、重要だと思った要点
- 現場リーダーのジレンマ(どちらしか選べない場合どちらを選ぶ)
- 超一流に共通していること、1万時間、夢中に没頭している
- ちょっと上の練習を継続している
- 新しい方式で学び続け、フィードバックを受けている
- 夢中と成長が出来る環境を揃えるのが経営
- 長期にわたって活躍できる人は内発的動機が強くシンプルな人
- 夢中でエモい人が強い
- 経営の話題は売上/利益/マネジメントなど外発的動機のようなものを扱う
- 経営や投資家は売上上がるのか?など聞いてくる。→エモさがなくなる
- 夢中の最高の報酬はエモい仲間と価値ある仕事、自分の成長
- 成長出来る人は新しいことを学び続けること。
- 生成AIを本気でやってる?試すレベルではダメ。
- 外と繋がりを作る
- ビジネス側もエモい人が多いにも関わらず数字の話が多いのはエンジニアが聞いているから
- 予算は?ビジネスゴールは?KPIは?
- 何が好きか?どれだけ好きかを聞いてみよう
- エモいエンジニア組織の経営:カネ中心からヒト中心に
- 誰がするのか?スクラムマスターの皆さんがやらなきゃいけないのではないですか?
考えたこと
勇気が出るエモいセッションでした。
エモいエンジニア組織で経営できるように経営を巻き込まないといけないのはスクラムマスターじゃないですか?とか、生成AIを本気でやってますか?とか「うっ」と思うような煽りが効きました。
夢中で本気でという部分は、自分に何度も言い聞かせて、具体的な行動を起こしたいです。私自身もヒトやチームのことを学ぶのが好きで本を読むことも少なくないのですが、読んでブログ書いて満足することが多いです。読んだ本の良い部分を仕事に本気で持ち込むってのが出来ていない。考えきれてないし、行動できていないです。とりあえず今年1年、本気で取り組んでみようと思います。