会議でファシリテートしていて、自分の進め方の特徴に気づいたことがあったのでメモをしておく。当然、会議の種類によって進め方は変わるのですべての会議でしているわけではない。たとえば、整理するときや決定するときの会議に使えそうな気がしている。
結論からいうと、意見の一致点と相違点を意識すること。
発散フェーズでは聞くことに重心をおく
会議は発散フェーズと収束フェーズがある。発散フェーズでは会議の目的にそって様々な立場の方が意見を言う。とうぜん、みんなが同じ意見であることはなく、大なり小なり相違がある。そのときに意見の一致と相違を意識している。
一致点は完全に同じことだけではない。たとえば、Aさんは〇〇、Bさんは□□、と言っている場合、不一致と決めつけずに〇〇や□□の前提を探す。そうすることで、△△という一致点が見つかることがある。
収束フェーズで一致点と相違点をまとめて伝える
意見が出きったり、時間が迫ってきたりすると、会議の参加者に一致点と相違点を共有する。ファシリテーターが一致点と相違点を伝えることで、参加者はそれらを客観的に捉えることができる。と感じる。AさんとBさんの対立関係から、AさんとBさんが協力して解くべき課題に置き換わるような気がする。
そこで改めて議論の目的などを伝えなおしたりすることで、協力しながら進められるようになる。