pmconf2023 で公開されたセッションを見ていきます。1月中には気になるの全部見たい。でも、たぶん無理……。今回は「シリコンバレーのプロダクトマネージャー達に見る、 覚悟を決めたPMは何が違うのか?」です。とても良かった。年始に見れて良かった。覚悟のあるPMに見る6つの違いということで、シリコンバレーで働くキレキレなPMと日本のこれからのPMを比べて違いがまとめられていました。
スライドと動画はこちらにあります。気になったら見てみてください。
シリコンバレーのプロダクトマネージャー達に見る、 覚悟を決めたPMは何が違うのか?丨SESSION 講演内容丨プロダクトマネージャーカンファレンス 2023
私が特に気になったことに絞ってまとめていきます。
ストイック
本セッションを聞き、全体を通してストイックという言葉が第一に浮かびました。正直、そこまで考えられてない……。考えを改めないと……。うっとなることだらけでした。
インパクトにストイック
以下のキーワードが印象的でした。
- 自分(たち)がやっていることは
- 大きな成長に繋がっているのか。
- 利益に繋がっているのか。
- PMとしてインパクトがあることに時間を使えているか。
- 当たり前品質を保つことで仕事した気になっていないか。
一生懸命にやっているだけではダメ。市場に、ビジネスに、インパクトを与え続けるために仕事してますか?と問いかけられたと感じました。瞬間、瞬間は必要だと思ってやっています。しかし、問われると、自信を持って「出来ている!」と言える状態ではないです。見直そう。
理解を揃えることにストイック
- 伝えたいことが正しくメンバーに伝わっているのか。
- 伝えてもらったことは正しく理解できているか。
日本はハイコンテクスト文化、アメリカはローコンテクスト文化、なんて言われたりします。ハイコンテクスト文化は曖昧な表現で伝える文化で、「これいつまでですか?」「なるはやで!」みたいなことです。ローコンテクスト文化は逆で「これいつまでですか?」「3日後の10時まで!」みたいなことです。
ハイコンテクスト文化は良くも悪くも伝えられなかったことは受け手が補完してしまうんですね。そうすると誤解が生まれやすい。「なるはやで!(明日中に)」「分かりました(1週間ぐらいかな)」なんてことになります。
PMとなるとビジョンや状況を伝えることが多いでしょう。その時に誤解が生まれると同じ方向に向いて開発ができません。誤解なく曖昧なく伝える必要があるし、一方的に伝えるだけだと伝えきるのは難しいので、質問が生まれやすい環境を作るのも大切だと感じました。
また、遠慮せず質問することも大切。そのためには、勇気を持つこともそうですが、疑問を持てることも大切です。言われたことを鵜吞みせず、深堀することは大切です。