なんか一日バタバタして終わってるなー。あれ、昨日何してたんだっけ?そんな日々が続いて良くないなーっと思っていました。何とかしたいなーっと思って始めたのがポモドーロ・テクニックです。まだ、初めて一週間なので慣れてない部分もあり、自分なりのやり方を徐々に見つけていこうと思っています。ただ、一週間で効果を実感できたので、まとめておきます。
ポモドーロ・テクニックとは
25分のタイマーをセットして作業を開始し、時間が来たら5分休憩する。これを繰り返して目の前の作業に集中する手法です。4回ごとに長い休憩を取るなど他にもルールはありますが、基本は25分(作業)+5分(休憩)のサイクルの繰り返しです。
僕がポモドーロ・テクニックを知ったのは下記の本です。
- 作者: Staffan Noeteberg,渋川よしき,渋川あき
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2010/12/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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今知りましたが、ポモドーロ・テクニックを開発された方の本が出たみたいですね。
どんな仕事も「25分+5分」で結果が出る ポモドーロ・テクニック入門
- 作者: フランチェスコ・シリロ,斉藤裕一
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2019/03/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ポモドーロ・テクニックを使って気づいたこと
取り組んですぐに成果が出ました。「なんか一日バタバタして終わってるなー」はなくなりました。何が原因でバタバタしているのかが分かるようになりましたし、「これぐらい」で出来るだろうが「これぐらい」で出来てないことが分かりました。
思ってるより作業時間は少ない
例えば会議以外の時間をすべて作業時間だと計算してましたが、頭の切り替えや会議の準備、移動時間などで作業時間はもっと少なかったです。会議以外の時間で一日の作業の計画を立てていたので終わらないのは当たり前でした。会議と会議の間が30分の時に1ポモドーロできると思っていると出来なかったのです。
メールやチャットのチェックに集中を奪われていた
実装しているときは集中していて気にならないのですが、資料を作っているときはメールやチャットをチェックしていることに気づきました。ポモドーロ・テクニックをしていると25分間集中して、5分の休憩の時にメールやチャットをチェックして、必要であれば次のポモドーロはそのメールやチャットの対応にあてたりしています。
ポモドーロ・テクニックは1日スプリントのスクラムのようだ
25分(作業)+5分(休憩)の休憩の時にふりかえりをしています。終わったことを確認して、次やることを決定します。これが良い。良いサイクルを生み出してます。「なんか一日バタバタして終わってるなー。あれ、昨日何してたんだっけ?」の原因が分かるようになります。何回か実践すると5分の休憩ってデイリースクラムだなって思うようになり、タイムボックスを決めて作業しているのでスクラムっぽいなって思いました。
朝一でスプリントバックログを作って、25分単位でデイリースクラムして、割り込んだ作業はバックログリファインメントで再計画して、1日の終わりにレトロスペクティブをする。*1
ね、スクラムっぽい