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「リーダーシップを発揮しよう」という資料は簡潔にリーダーシップの全体像がわかって良かった

リーダーシップについて調べていると厚生労働省リーダーシップを発揮しようというPDFを見つけて分かりやすかった。

どんな資料か

「リーダーの概要」と「リーダーシップ研究の歴史」がまとめられています。そのあとは、リーダーが活用できる「行動心理学と動機付けの心理学」「積極的傾聴・ティーチング・コーチング」の知識やスキルがまとめられています。歴史は「リーダーシップの特性理論(1940 年代)」~「オーセンティック・リーダーシップ(2003 年)」の期間がまとめられていました。

表紙もいれて36ページと短く、簡潔に分かりやすくまとめられているので、ちょっとリーダーシップの全体像を知りたいという方にはぴったりな資料です。

リーダーシップの歴史をざっと知れて良かった

オーセンティック・リーダーシップやサーバント・リーダーシップ、など色々なリーダーシップの考え方があります。じゃあ、他にどのようなリーダーシップがあるのか知りたい!という動機から調べ始めたので、それを簡潔に網羅する資料があり良かったです。

本資料の歴史を読んで、その時代で良いと思われる行動を分類して研究した結果に名前が付いているということに気づきました。当然、時代や環境や文化が違えば「良いとされる行動」も変わると思います。一般的な知識は身につけつつも、いま目の前の状況に対して何が良いかは考える方が良さそうですね。外にヒントはあるけど、答えは内にあるように思いました。

補足:本資料にはシェアドリーダーシップは書かれていませんでした。シェアドリーダーシップは全員参加・全員貢献で生み出すリーダーシップということです。
シャバのリーダーシップは「二刀流」!? | 立教大学 経営学部 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する | NAKAHARA-LAB.net

リーダーとマネジメントは違う

マネージャーはリーダーは明確に違う。
本資料に「ヒト・モノ・カネの管理はマネジャーが、リーダーは組織の変化や改革を担います」と書かれていました。また、リーダーは変化を求める、マネージャーは組織の保全を求めると書かれており、正反対の概念なのだと知りました。

とはいいつつも、マネージャーは組織の成長も求められることが多いため、リーダーの要素とマネージャーの要素のバランスを取りながら進めるんでしょうね。

行動心理学は心理的安全性のつくりかたにも出てきた

動機・刺激・行動・結果を明らかにして、その行動を増やしたければ強化(例えば、ほめる)することが紹介されていました。似た話が心理的安全性のつくりかた
iucstscui.hatenablog.comにも登場していました。

シンプルで分かりやすい理論だけど、効果はありそうな考え方で意識しています。

理論だけでなく、具体的なことも書かれている

積極的傾聴には「繰り返す(オウム返し)」やティーチングには「ティーチングの 4 ステップ」など具体的なことが書かれています。

その中でも成程と思った部分はティーチングの初めの2ポイントに「部下の把握をする」「信頼関係の形成 」がきていることです。知識がある人とない人という関係がはっきりしている状態でも信頼関係の形成から始まる点は気づきになりました。

まとめ

リーダーシップの全体像を把握するには良い資料だと思いました。