はんなりと、ゆるやかに

アジャイル、スクラムが好きが日々から学んだことをアウトプット

RSGT2024のセッションを見た感想「Outcomeにフォーカスするチームへのジャーニー」

RSGT2024 のYoutubeが公開されたので気になったセッションを見ていきます。
今回見たのは中村 洋さんの「Outcomeにフォーカスするチームへのジャーニー」です。

Outcomeにフォーカスするチームへのジャーニー - YouTube

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セッションを聞いて、重要だと思った要点

  • Output = 作った機能
  • Outcome = 利用者がどう変わったか
  • Output と Outcome はどちらも大切
  • Outputを最小にしてOutcomeを最大にしたい
  • 方法は色々ある(たとえば仮説検証型アジャイル)
  • Outcomeにフォーカスするときチームの状況によってアプローチが変わる
  • まずはOutcomeを計測してみる習慣をつくろう

考えたこと

ここ2~3年ぐらいでOutcomeの大切さをよく聞くようになりました。スクラムに取り組むとベロシティによってOutputが見える化され、その結果、Outputにフォーカスされていく。しかし、大切なのは価値を届けることなのでOutcoumeにフォーカスしましょうと言われているのだと思います。

アジャイルソフトウェアの12の原則にも「顧客満足を最優先し、価値のあるソフトウェアを早く継続的に提供します。」があるように、早く作るのは顧客満足を最優先にするためとあります。早く作れること自体は良いことですが、作る目的である顧客満足にフォーカスし続けたいですね。