KJPTとは
経緯
普段はKPTを使ってふりかえりをしています。
先日、とあるふりかえりで「○○というタスクをしていて知らなかったことが分かって嬉しかった」っという「K」の意見が出ました *1 。その意見に対して、仕事をする中から楽しさとか喜びを見つけられるのは良いことなので継続したいねって話になり、出たアイデアが「KJPT」です。
KPTは有名なふりかえりのフレームワークで「Keep」「Problem」「Try」の頭文字に関することをベースに考える手法です。
「Keep」:続けたいこと(良かったことなど)
「Problem」:悪かったこと(問題が発生したことやもやっとしたことなど)
「Try」:次に挑戦すること(良かったことをより良くすること、悪かったことを良くすること、何か新しくチャレンジすること)
今回の意見が出たときに、「じゃあ次からのKは楽しかったことや喜びに関することも出そう」って決めても良かったのですが、あえて枠を設けることにしました。
見込める効果
good & new も1日目から効果が出るわけではなく、何回も繰り返し質問することで効果がでてきます。KJPTも繰り返すことで「楽しかったこと」を自然と探しはじめるようになり、「楽しさ」の点からもふりかえることができます。初めはJが出なくも繰り返していけば徐々に楽しさが見つかり、ポジティブな雰囲気になると思います*3
さいごに
ふりかえりに喜びをプラスして日々の仕事をより良くしていきましょう。
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KJPTで進めようって話がまとまったあと、そういえばFunDoneLearnと似ているなと気づきました。KJPTはKPTの延長線上で出来るのでKPTに慣れ親しんでいるチームはやりやすいと思います。FunDoneLearnは楽しさ、成果物、学びの観点でふりかえるので、どっちが良いとかではなく、その時のチーム状況にあったふりかえり手法を選ぶと良いと思います。どちらにも異なったメリットがあります。
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今回の記事をまとめながら、やっぱりふりかえりのフレームワークはコーチだなって思いました。
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