なんとなく気になってた「仕事はたのしいかね?」。今回マンガ版の「まんがで変わる! 仕事はたのしいかね?」を見つけて概要を知るにはちょうどいいかなと思い読んでみました。
- 作者: デイル・ドーテン
- 出版社/メーカー: きこ書房
- 発売日: 2016/04/20
- メディア: Kindle版
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開発やチームビルディングにも活かせそうな内容もあり、読んでよかったと思います。特にいいなと感じた部分に関してまとめておきます。
明日は今日と違う自分になる
毎日が違う自分になるということは、「試すこと」を続けるということ
「試すこと」を続けるはいいですね。開発中に定期的にふりかえりをすることも「試すこと」を続ける仕組みだと思います。大きなマイルストーンだけでふりかえりをするのではなく、小さな単位で同じリズムでふりかえりを続けることで「試すこと」が続きます。また「試す」という単語もいいと思います。たとえ失敗しても試した結果なので「試す行為」としては成功です。要は試すことに失敗はないのです。あるのは「成功」か「学び」です。
成功を研究しても、成功は手に入らない
スクラムガイドに沿ってスクラムをすることが成功への近道だと思っていた時期がありました。その考えが強くてスクラム通りになってないから改善が必要だと思っていました。しかし、大切なのは目の前の課題と向き合って解決することで、その手段としてスクラムだったり、XPだったり、ウォーターフォールを適応させていくことが良いと思っています。
本書でも真似をすることが必ずしも悪いものではないけど、成功者の真似をしても成功するとは限らないですよっと書かれています。
ホーソン効果
ホーソン効果が紹介されていましたが初めて知りました。ホーソン効果は、工場の照明の明るさと生産性について調査した結果、明るくしても暗くしても生産性が上がったことから、人は注目されていると生産性が上がることがわかったそうです。
何かを新しいことにチャレンジすると人に注目されるようになります。するとホーソン効果で生産性が上がり、さらに注目が増します。するとホーソン効果で生産性が上がり、さらに・・・。のようにポジティブなループが回り始めると思いました。まずは、近くにメンバーに期待を伝えることをしたいと思います。
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定期的なふりかえりが大切と書きましたが、ふりかえりについては、別で記事を書いてます。
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スクラムに沿っているよりも、現場の課題が大切だと感じたのはこちらのイベントです。
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期待だとドラッカー風エクササイズをするのも良いと思います。
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