
自ら学び成長する人になって欲しいと聞くことがある。私も学ぶことが好きなので、「自ら学び成長する」は楽しくて良いよって思っている。でも、「勉強しよう」「勉強したら楽しいよ」という言葉を伝えても、今そう思えていない人には響かない気もする。
そんな中、「勉強を促すのではなく、探求テーマを一緒に見つけること」が大事じゃないのか?と急に思いついた。
私の体験談:学び好きへ
私も昔は勉強が好きなタイプではなかった。学生時代は特にテスト前だけ詰め込んで、終われば忘れる。そんな繰り返し。
そんな私が、Rubyというプログラミング言語に出会ったことで、人生が大きく変わった。とあるきっかけで、Ruby技術者認定のSilver資格を勉強し取得した。Rubyという言語の自由度が興味を持って、その勢いで上位のGold資格も取得した。「メタプログラミングRuby」という本を何度も読み理解を深めた。
その結果、「Rubyに興味を持っている人」と覚えてもらえて、社内で繋がりが増え、仕事関連で声を掛けてもらえることも増えた。また、Rubyはコミュニティー活動が活発だったので社外の人との繋がりも増えた。勉強することで、「人との繋がりが増え」、「できることも増え」、「チャレンジする機会も増えた」勉強は人生を楽しくする行為だと気付いた。
また、Rubyをきっかけにアジャイルに出会い、書籍を読んだり、勉強会に出たりするうちに、組織や成人発達理論やコーチングなど他のジャンルも気になり、継続的に勉強するようになった。
何か一つ、自分が夢中になれる探求テーマが見つかると、好奇心はどんどん広がっていく。学びは苦痛ではなく、楽しいものへと変わっていった。自転車と同じで漕ぎ始めは重いが、スピードに乗るとすごい軽く前へ前へ進んでいく。
探求テーマを見つけることの重要性
探求テーマとは、自分が夢中になれるテーマのこと。例えば私の場合は、「Ruby」「テスト駆動開発」「XP」「スクラム」「スクラムマスター」「ユーザーに価値を届けるには?」「コーチング」「チーム・組織」「成人発達理論」「マーケティング」という感じ。
探求テーマさえ見つかれば、楽しみながら勉強し、グングンと成長すると思う。
- 知識が繋がり学びたいことが増えていく。
- 同じテーマで勉強する人たちと出会い、刺激を受けて学びたいことが増えていく。
- 学んだことが後押しになって自己実現に繋がり、生活が豊かで充実したものになる。
探求テーマを見つけるためのきっかけ作り
とはいえ、探求テーマを見つけるのは難しい。私もRubyという言葉を全く知らなかったが資格勉強し始めてから楽しくなり始めた。何がきっかけになるかは分からない。タイミングもあると思う。
じゃあ、きっかけがたくさんあればいいのではないかと思った。成長させたいと思う人はきっかけ作りを頑張る。探求テーマを見つけたい人はきっかけになりそう場所に参加することが良いと思う。たとえば、以下が思いつく。
- 社内勉強会
- 読書会
- 異分野交流会
きっかけ作りだから取り扱うテーマは広い方が良いと思う。誰かの何かに引っかかればいいのだ。
最後に
「勉強しろ」と言うのではなく、「一緒に探求テーマを見つけよう」という考え方がメンバー一人ひとりの成長を支援すると思う。まずは、社内のチャットに何かの記事を共有するだけでも効果があると思う。