今回の本
システムコーチングに興味を持ったのはSCRUMMASTER THE BOOKの本がきっかけだ。SCRUMMASTER THE BOOKではスクラムマスター道と呼ばれる考え方でスクラムマスターのレベルが定義されていて、レベル3はシステム全体・組織全体を対象にする。その際にシステムコーチングを参考にしましょう。と書かれていた。
そもそも、コーチングに興味があったので、システムコーチングとはなんだ?なんだ?と興味を持った。その後、ORSC基礎コースを受講したり、システムコーチングの書籍を読んだり、知識としては浅いが学びを進めている。そのため、本書が出てすぐに購入した。しばらく、積読になっていたが笑
どんな本なのか?
システムコーチングで取り扱う「関係性システム」とは何なのかが丁寧に説明されている書籍だ。関係性システムを一言で表すと以下のように表現されている。
関係性システム: 関係性システムとは、共通の目的やアイデンティティを持った、相互に依存し合った存在です。
-CRR Global
仕事の仲間も、家族も、友達も、関係性システムですし、人と自然、人と毛布とか、お互いに依存しあってさえすれば対象。このような関係性を進化させるための考え方を学べる一冊だ。
多くの方に引用されているが、ピープルウェアという書籍で「ソフトウェア開発上の問題の多くは、技術的というより社会学的なものである」と書かれている。関係性を改善することで解決できる課題も多いと思う。
「我―汝」の関係
ゴロゴロと喉を鳴らす猫は、私たちの気持ちを和らげ、犬の毛を撫でると、心が落ち着きます。もし私たちが周りのすべての植物や動物と個人的な関係性を結ぶことを認めたら、この交流や交換の感覚ははるかに広がるでしょう。
勉強不足で「我―汝」の関係が理解できなかったので調べたが、「「我―汝」は対話的で相互的な関係を表し、「我―それ」は一方的な対象化された関係を表します。」ということらしい。相手を機能を果たしてくれる道具として見るのか、人として見るのかということだ。
引用部分を読んだ時、「ハッ」とした感覚があった。犬の毛を撫でると(多分)犬は嬉しいし撫でる側も嬉しくなっている。一つの行動でお互いに感情が動いているのだから関係性システムがあるのかーという気づきだ。相手に何かを発言したとき、相手も感情が動くし、自分も動いているという気づきだ。文字にすると当たり前な気もしてきてが、すごい発見のように感じたのだ。
何かしら相手の行動が気になって、相手にフィードバックする際、当然相手は感情が動くが、自分も自分の発した言葉によって自分の感情が動くだ。言霊と言ったりもするが、自分が何を言うかは自分にとっても影響があることを感じられた。
