子どもがスイミングスクールに通っていて、コーチの進級の考え方を聞いてなるほどーっと思った話です。
進級のルール
色々なスイミングスクールでもあると思いますが、10級、9級、8級のように上達すると進級していきます。例えば、「顔つけ」ができれば9級、頭まで潜れれば8級といった感じです。
これはFearless Changeの「小さな成功」と「ステップバイステップ」パターンですね。いきなりバタフライを目標にするのではなく、小さな目標をすこしずつ達成して、その都度にお祝いをしてモチベーションを保ったまま進められます。
進級には飛び級の制度もあり、今が10級だとしても、9、8、7級のことが出来れば10級から7級まで一気に合格できます。
なぜか飛び級できない
日常の練習で9、8、7級が出来ていて、試験でも7級までのことが出来ていました。飛び級かなーと思って結果を見ると1つしか上がっていません。なんでだろうと聞いてみたら納得できる回答でした。
飛び級できなかったわけは?
「今のレベルなら7級まで合格できる力を持っています。ただ、その次の6級を合格するには少し時間がかかりそうです。6級の昇級テストで落ち続けた場合にお子さんのモチベーションが低下します。。。なので、1級ずつ合格して6級のテストまでの時間を稼ぎながら合格できる力を得てもらっています。これはお子さんの年齢や性格によって対応は変えていますが。。。」
気づいたこと
出来るからって理解が浅いまま早く進んでどこかで詰まることがあります。その詰まりが長ければ長いほど焦りますし、自己嫌悪にもなります。多くのことができたとしても少しずつ進捗を出しながら進めることも大切ですね。