はんなりと、ゆるやかに

アジャイル、スクラムが好きが日々から学んだことをアウトプット

歌の素人がビブラートができるようになるまで

はじめに

歌が上手くなりたい!そう思ったら止められない。ということで、ボイトレに通い始めたり、ボイトレ系のYouTubeを見たり、半年と少しが過ぎた。リズムや音程の取り方、声の出し方、などなど習得する技術はたくさんあるが、分かりやすく歌が上手く聞こえる技術としてビブラートがあると思う。素人の僕がビブラートができるようになった過程をまとめていく。できるようになったと言っても、「できない」から「ある程度コントロールできる」になったレベルだ。

※ビブラートは人によって練習方法が違うみたいなので、一例として参考にしてください。

そもそもビブラートとは

素人の僕は音程を細かく上下させることがビブラートだと思っていたが、違った。ビブラートは息を強弱させて揺らす技術だった。これを理解することは大切だと思う。

ビブラートの種類

ビブラートも種類がある。横隔膜を使うのか、喉を使うのか、口を動かすのか。

横隔膜を使ったビブラートを使えるようになった方がマイクにのりやすくて良いと教わった。

ビブラートの前に

ビブラートの練習よりも、音程を取る練習や声を安定させる練習をした方が良いとは言われた。基礎的な部分がまだなのに応用ができても、うまく聞こえないということ。

それでも、ビブラートの練習も少しずつ進めた笑

ビブラートの習得には時間がかかる

ビブラートをするために必要な筋肉があり、安定してビブラートするには、その筋肉を鍛える必要がある。そのため、どうしても時間がかかる。私も3ヵ月ぐらいかかったと思う。出来る人はすぐにできるんでしょうけど。

コツをつかむことと、筋肉を鍛えること。両方大切。

練習方法

ドギーブレス

ドギーブレスと言われる、犬が暑い時「ハッハッハッ」と息をすることをマネする。その時、みぞおちあたりが動くことを確認する。ゆっくりでも良いから「ハッハッハッ」とマネをしてみる。

メトロノームのリズムにあわせて「ハッハッハッ」をやって、360BPM(1秒に6回)の速さでできることを目指す。
たぶん、どこかでリズムに追いつけなくなる。それは前述の通り筋肉が必要なので、追いつけるギリギリのBPMで継続的に練習して、安定してきたらペースをあげる。
メトロノームはアプリがたくさんある

声でためす

次に「アー」とか「イー」とか何かしらの言葉をまっすぐ出しているタイミングで、ドギーブレスの「ハッハッハッ」を追加する。すると「あぁあぁあぁ」みたいにビブラートの種が生まれる。あとは速さと安定性を高めるだけ。

最終的にはすべての母音で練習する。出しにくい母音が合ったりする。

フレーズで試す

何の歌でも良いので、フレーズごとにビブラートを入れてみる。「こな〜ゆき〜ねぇ〜」みたいに、(練習なので歌として成立しなくても)フレーズごとに最後を伸ばしてビブラートを入れる。

できる時とできない時があると思うので、何が違うのかを確かめる。僕の場合は直前の発声方法の違いでできる時とできない時が分かってコツを掴んだ感じがある。

いつでも出せるようにする

「こなーー〜」のように伸ばしたあとにビブラートはかけやすいが、「こな〜」のように言葉のすぐ後にかけるのは、(僕は)難しい。
いつでも安定して出せるように練習する。

反復練習

ビブラートかけるぞーと意気込むと、そのほかがおろそかになって音程がズレたり、安定感がなくなる。また、ビブラート中に音程がずれてしまうこともある。

歌いながらビブラートだけに意識がいかないように、反復練習して考えずに出せるようにする。