はんなりと、ゆるやかに

アジャイル、スクラムが好きなITエンジニアが日々から学んだことをアウトプット

ざっくりスクラムを説明した

はじめに

スクラム」言葉は聞くけど何なんだろ?という疑問が解決できるようにまとめました。これを読んでスクラムを実践することは難しいですが、ざっくり理解出来ると思います。スクラムを軽く知りたい人向けです。

注意

全く知らない人達が拒否反応起こさないように専門用語を使わず説明します。
(カタカナがいっぱい出てくると、分かりにくいかなと思いまして)
本記事の末尾にスクラム用語と本記事の用語の関連付けをまとめました。

内容

スクラム

スクラムとは仕事の進め方をまとめたモノで、何が正解か分からない難しい仕事を成功しやすくするための仕組みです。

少ないルールで定義されていて、覚えることは少なめです。

  • 3つの役割
  • 3つの成果物
  • 5つの会議

ただし、ルールが少なく自由度が高いが故に上手くやるにはコツが必要です。

また、スクラムは現状の問題点を見つけ出す事が得意な仕組みなので、スクラムを始めると問題点が沢山見つかります。そのため、スクラムを始めたから問題が出てきたと思いがちですが、それは元々あった問題が見えるようになっただけです。
それを解決していく事で製品もチームも良くなっていきます。

進め方の概要

一週間だったり、二週間だったり、一ヶ月以内で固定期間を決めます。
その固定期間内で決められた会議を全て開催します。

具体的な進め方

固定期間を一週間にした場合の例で説明していきます。*1

事前準備

開発予定の機能が優先順に並んだリストを用意しておきます。
後述する「商品のビジネス価値に責任を持つ人」が順番を決めます。

月曜日

優先順に並んだリストの上から順に今週はどこまで出来るかを皆で考え、決定します。その後、今週やると決めた機能の一つ一つに対して、どうやって実現するかを皆で話し合います。

決まったあとは、どんどん作りましょう。

火曜日〜木曜日

毎日、同じ時間に進捗確認
今週やると決めた機能が金曜日までに終わるかどうかを確認します。作るために障害が見つかった場合は皆で共有し、解決策を相談しましょう。

それ以外の時間は、どんどん作りましょう。

金曜日

完成した機能のふりかえり
完成した物を関係者に見てもらったり、
使ってもらったりして指摘やアドバイスをもらいます。そこからのフィードバックを受けて、次以降の期間で開発したほうが良い機能について考え、計画に反映していきます。

仕事の進め方のふりかえり
チーム内で次の一週間がもっと良くする方法を皆で考えて、対策内容を来週の計画に組み入れましょう。

3つの役割

スクラムは全員がそれぞれの役割でリーダーシップを発揮出来るように、リーダーという役割は定義されません。その代わり3つの異なる責任を持った役割があります。3つの役割をまとめて一つのチームです。

商品のビジネス価値に責任を持つ人(チームに1人)

作る機能の優先順位を決める人です。
ビジネス価値や、各機能の納期や工数、色々な要素から作る順番を決定します。

商品を作ることに責任を持つチーム(チームに3〜9人)

計画した機能は皆で協力しながら作ります。能力差があるなら教えてあげたり、漏れてる作業があったら教えてあげたり、全員で作り上げます。

全員が働きやすい環境に責任を持つ人(チームに1人)

スクラムについて詳しく、より良い開発が出来るように皆を支援します。
皆が困ってる事や必要な事をフォローしたり上手く進められていない部分を見つけて改善を促したり、縁の下の力持ちです。

メリット

  • 短い期間(今回の例なら一週間)で計画をするので変化に強い
  • ふりかえりをする事が定められているので、作った物が正しかったのか常に確認しながら進めることができる
  • 責任や取り組み内容が明確なので、皆が自分で考えて行動しやすい

さいごに

スクラムは公式のルールブックがあります。実際に取り組むときは読むべきだと思います。
http://www.scrumguides.org/docs/scrumguide/v2017/2017-Scrum-Guide-Japanese.pdf

スクラム用語と本記事の関連

スクラム用語 本記事の言葉 備考
スクラムイベント 会議
スプリント 固定期間 一週間を例にしました
スプリントプランニング 今週何をするか決める会議 一部と二部があります
デイリースクラム 毎日、同じ時間に進捗確認
スプリントレビュー 完成した機能のふりかえり ここで製品性をチェック
スプリントレトロスペクティブ 仕事の進め方のふりかえり
リファインメント この記事では出てきませんでした 優先順に並んだ機能のリストを更新する時間
プロダクトオーナー 商品のビジネス価値に責任を持つ人
開発チーム 商品を作ることに責任を持つチーム
全員が働きやすい環境に責任を持つ人 スクラムマスター
プロダクトバックログ 優先順に並んだ機能のリスト
スプリントバックログ 固定期間でどれだけやるかを決めたリスト
インクリメント 成果物 毎週毎週機能を追加していくからこの名前なんでしょう

*1:デイリースクラム以外のスクラムイベントを一日にまとめることもあるそうですが、ここでは分かりやすさ重視で分かれてます