結局UXとは何なのか
UXを学んでいくためには一緒に学んでくれるメンバーが必要だと思っていて、メンバーを集めるためには「UXとは?」、「UXをデザインする事で良くなる事とは?」を話せる必要がある。と思ってる。
じゃあ、「UXってなんなの?」って聞かれても答えられない。結局、何なのだろう。
「UXとは」を調べてみよう
「UXとは?」を自分なりに回答できる状態にしたいので、色々調べてみた。
ユーザーエクスペリエンス(英: user experience)とは、人工物(製品、システム、サービスなど)の利用を通じてユーザーが得る経験である。しばしば「UX」と略される[1]。「ユーザー経験」「ユーザー体験」などと訳される。
私もこの理解で間違ってはないと思うけれど、抽象的で何する事なのか「うーん、うーん」だ。
UX(ユーザー体験)は「ユーザーのタスク+コンテキスト」と解釈すると理解しやすいでしょう。
以前参加した勉強会で説明があった内容。さっきよりも具体性が高くなった。「ユーザーは何をするのか(タスク)」と「どんな環境、状況で製品に触れるのか(コンテキスト)」を考える必要がある。
UXって結局何なんですか? 大学生が専門家に聞いてみた | UX MILK
人が想いを伝えるための「モノ」と、場所や時間などの「コト」を作り、それに対するフィードバックを得てまた「モノ」と「コト」を改善していく、それ全体がUXデザインです。伝えたつもりになってしまわないことが一番大事で、そうならないための「伝わる仕組み」を考えることがUXデザインなのです。
先ほどの「ユーザーのタスク+コンテキスト」に「想い」が足されていて、UXをデザインする事で何が良くなるのかが分かりやすい。
意味不明なことばかり言ってるUXデザイナー達の代わりに「UXデザインとは何か」を端的に説明しよう | hajipion.com
すなわちUXデザインとは、
「みんなでちゃんと企画すること」です。単純でしょ?
分かりやすい。難しい言葉が削ぎ落とされている。詳細はリンク先を見た方が良いと思うが、「みんな」が大切。企画職だけでなく、デザインもエンジニアも企画に参加すること。
「UI」と「UX」は別々なのになぜ「UI/UXデザイナー」と一緒に語られるのかも納得いった。僕も「ソフト/UXエンジニア」という肩書きで名乗れるのを目標に学んでいこう。両方できる人はいると思うが、この肩書きを名乗ってる人は少ないと思うので唯一無二の存在になれるのでは!
結局UXとは何なのか
UXとはユーザー体験のことで、その体験を良くする行為がUXデザインだ。
今回調べた内容を元にアジャイルサムライで紹介されているエレベーターピッチを使ってUXデザインを説明してみる。
製品に込めた想いをユーザーに伝えたい
開発に関わる全ての人向けの、
UXデザインという言葉はユーザー体験に注目した企画/開発するための考え方です。
これは想いが正しく伝わる製品を開発する事ができ
施策や数値だけを見て企画する方法とは違って
ユーザー体験に関わるあらゆる観点とユーザーからのフィードバックをもとに製品を改善し続ける考え方が備わっている
※記事を読んで頂いた方から間違いを指摘頂いたので修正した版です。
企画/設計して製品に込めた想いをユーザーに伝えたい
開発に関わる全ての人向けの、
UXというフレームワークは
ユーザー体験に注目した企画/開発するための考え方です。
これは想いが正しく伝わる製品を開発する事ができ
施策や数値だけを見て企画する方法とは違って
ユーザー体験に関わるあらゆる観点とユーザーからのフィードバックをもとに製品を改善し続ける仕組みが備わっている
※こちらが修正前です。
ソフト/UX エンジニアに向かって
UXデザインって何ですか?を簡単に答えられるエレベーターピッチができたと思う。しかし、実際にどういったことをデザインするのかはまだまだこれから。前回の勉強会でも一人でなくチームで話すことが大切だと伺っているので興味ある人を探しながら学んでいきたい。
参考
アジャイルサムライはアジャイルを学んでいる人なら読んだ事も多い書籍だと思う。
- 作者: Jonathan Rasmusson,西村直人,角谷信太郎,近藤修平,角掛拓未
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2011/07/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 42人 クリック: 1,991回
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前回の勉強会はこちら。
iucstscui.hatenablog.com