2020/06/03 に開催されたEngineering Manager Meetup #8 オンライン開催!!に参加しました。新しいことがたくさん学べてとても深い時間でした!それにしても、オンライン開催が増えて参加できる勉強会が増えました。オフラインや各ローカルで実施する良さもありますが、どこからでも気軽に参加できるオンライン開催は嬉しいです。
4つのLTとOSTの構成でした。ツールはコミュニケーションにdiscord、OSTのテーマ出しと投票にsli .do、発表中のリアクションにcomment screen、OSTで付箋を使えるようにJamboardが用意されていました。オンライン勉強会は発表者にリアクションが伝わりづらいのでcomment screenは良いですね。
これからの「情報」の話をしよう @yaboounさん
- 情報の伝達不足によって開発に問題が起きる
- 情報の流れを設計して改善
- 2つの取り組み
- 体制者と決裁者の明確化
- 心理的安全性な文化の醸成
開発をするうえで情報の取り扱いが大切だということは納得です。スクラムでも透明性というキーワードで情報の見える化を大切にしていて、僕も大切にしたいことの1つです。今回のLTで特に参考になったことはtimes(分報)の部分です。timesはすでに取り組んでいて良さを実感している最中です。その中で「メンションが来たら光の速さでレスをする」だったり、「リーダーが率先して書く、雑に書く、業務に関係ないことを書く」はとても良いと思ったので参考させていただきたいと思います。
部下が一生懸命仕事に取り組んでくれるテクニック @kawagoikさん
- 新しい仕事や役割を一生懸命取り組んでもらえると良い面が多い
- 一生懸命仕事をしてもらう3つのポイント
- 信じても大丈夫だと思ってもらう
- 自分のためになると思ってもらう
- 上手くやれそうと思ってもらう
全員が自分の役割に納得して一生懸命になると自己組織化されたチームになれそうですね。今回のLTは相手をよく知ることが大切だと感じました。書籍1兆ドルコーチでも信頼と愛の大切さが語られていて、やっぱり大切なんだと再確認しました。
1on1で「考えること」をどう支援するか @careerupdateさん
- 自ら考えてもらえるように1on1を工夫
- 自分のことを考えたことがない人には考えるハードルを下げて習慣化
- 考え方がわからない人にはアクションに落とし込むまで一緒に整理
- 考えたくない人はその要因に向き合う
- 考える気力がない人は要因を話しながら休息
苦手なことを一緒に整理して進めることは、まさにコーチングの力ですね。NCRWという考え方のように相手の力を信じることが大切だと考えています。コーチングは学んでいきたい領域です。
徹底的にアウトプットを伴う育成をやってみた話 @kojimadev さん
- アウトプット駆動の育成
- 日々のタスクにアウトプットをセットで組み込む(アウトプットのプロセス化)
- 毎日のアウトプットの施策
- ペアプロ/モブプロで思考のアウトプット
- 学んだことを話す、書く
- 学んだ設計技術を実務で使う
- 毎月のアウトプットの施策
- 技術記事の投稿
タイトルの通り徹底的なアウトプットでした。仕組みを考えるのもすごいですし、実践が継続できたのもすごいですね。個人的なアウトプット週間はできていますが、チーム全員で取り組む方法も考えようと思いました。良い刺激を受けました。
OST:EM自身の成長や育成をどうしているか
- メンバーに合わせたマネージメントをどう学ぶのか?
- メンバーにヒアリング
- 中長期的なキりャリアをベースに支援
- ストレングスファインダー
- 学習パターン
- 成人発達理論
- 自分のマネージメントについて客観的なフィードバックってどうやってもらってます?
- エンジニアマネージャー同士で情報交換
- 上司からフィードバックをもらう
- 社外勉強会で発表してフィードバックをもらう
- メンバーとの1on1で直接的だけでなく間接的にももらう
OSTはEM自身の成長や育成をどうしているかのテーマに参加しました。知らないことがたくさん学べました。学習パターンや成人発達理論は改めて調べようと思いますし、エンジニアマネージャー同士で情報交換は試してみたいと思いました。
まとめ
Engineering Manager Meetup #8 オンライン開催!!に参加しました。組織やチームを成長させるにはメンバーを知って信頼することが大切だと再認識しました。また、OSTでは色々な方と話しでき、自身の整理にもつながりました。
運営のみなさま、発表のみなさま、素敵なイベントをありがとうございました!